「古代、中世の教会師父(教父)たちは、伝統という食卓に盛られた聖書という「ごちそう の滋味をこよなく愛した。

それは、聖書の「成立年代」「歴史的背景」「テクスト研究など、いわば「レシピー」にばかり目を向ける近代聖書学が置き去りにした、「ごちそう」そのものへの驚くほど自由なアプローチである。

著者は教会師父(教父)たちを中心に、ユダヤ教のすぐれたラビたち、さらに宗教改革者ルターやカルヴァンにまで「聖書のよき読み手」を求め、彼らの食卓で、彼らと共に創世記を味わい尽くす。

2015_09_01

ジュセッペ三木著
訳:佐藤弥生
監修:松島雄一(名古屋ハリストス正教会 神現聖堂 司祭)

A5 判・272 頁 本体 2,200 円 + 税

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