kanemochi0830ヨベル新書038 
聖書の教える金持ち父さん貧乏父さん50

木下和好著
(元NHK TV・ラジオ英語教授、同時通訳指導員、スピーキング上達法スペシャリスト)

新書判・168頁・1,000円(税別) ISBN978-4-907486-40-2 C0216

 

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著者からのメッセージ

富むことは良いことなのか?それとも悪いことなのか? 世界の多くの人達は、真面目に働いているにもかかわらず、貧困から抜け出せないで苦しんでいる。また仕事がなくて路上生活を強いられている人もいる。一方貧しい人たちへの思いやりの気持ちを全く持つことなく、贅沢な生活を続けている金持ちが大勢いる。こんな現状を見ていると、「富を得ること=悪」、あるいは「富=悪」という思いが湧き上がって来る。それを裏付けるかのように、聖書には「神と富に兼ね仕えることは出来ない」と書かれている。でも同じ聖書に多くの富豪が登場し、彼らは歴史的に大きな役割を果たしている。ひとつの宝を得るために全財産を投じた投資家の話もあれば、見知らぬ怪我人を助けた金持ちの話も出て来る。

では聖書は富を否定しているのだろうか、それとも肯定しているのだろうか? ある人たちは不本意にも月曜日から金曜日まで汚れたビジネス社会で働き、汚れたお金を月給という形でもらっていると考える。そして週末、特に日曜日に汚れた自分の清めを願う。その繰り返しで、心を病んでしまう人もいる。我々の週日の経済活動は本当に汚れたものだろうか? また、そこから得られるお金も清められるべき汚れたものなのだろうか? 冷静に聖書を読むと、富の源は天地創造という形で全人類に無償で提供されていることがわかる。しかもそれらは「はなはだしく良かった」と書かれている。そして富の源のひとつは今でも太陽光として1秒も途切れることなく無償で提供され続けている。

では元々ははなはだ良いはずの富の源は、いつ汚れたものになってしまうのだろうか? この問題の解決のために、また「富」の源、流通、分配に関してその実体を冷静に見直すことが出来ればと思い、「聖書の教える金持父さん貧乏父さん」という本を書かせていただいた。

結論を言うと、富自体は「善」でも「悪」でもなく、人の罪性の影響を受けた「富の扱い方」が汚れを生じさせることが明白となる。「創造主なる神からの富の無償提供」と「人の原罪」の観点から富の流れを見ることが出来れば、富の肯定あるいは否定という葛藤を回避することが出来る。

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木下和好(きのした・かずよし)
1946年静岡県生まれ。静岡県立清水東高等学校、現・東京キリスト教大学卒業後留学(米国)— Litterarum Doctor (文学博士)帰国後、B. L. A. 英語学院設立、B. L. A. 留学センター設立。現在は、著作、講演、TV・ラジオ等の英語教授などで、確実に英語習得する方法、元気の出る人生の秘訣等のセミナーを国内外各地で開催する傍ら、学校、PTA、教会、企業、教育委員会主催のセミナーなどでも、ユーモアと、ウィットに富んだ講演会にも意欲を燃やしている。B. L. A.英語クリニックより発売された、「ReaL Stick」英語発音矯正具(L&R編)マスコミ等でも話題沸騰の発明者でもある。2005年に完成し今や、英語スピーキング教材の決定版的な人気のオンライン教材「YouCanSpeak」の開発者である。

主な著書:『英語耳の筋トレ』(日興企画、2009)、『思ったことが瞬時に言える英会話トレーニング』(日興企画、2006)、『英語の耳トレ』(中経出版、2005)、『知ってる単語でベラベラしゃべれる英会話』(KKロングセラーズ、2003)、『子どもをバイリンガルに育てる方法』(ダイヤモンド社、2001)、『聖書がわかれば英語がわかる』(ダイヤモンド社、2001)、『英語のバイブル』(アイシーメディックス社、2002)、『不屈の楽天主義』(アイシーメディックス社、2001)、『「BOSS」は「バス」』(小学館、2000)他多数。